皆さんこんにちは、リョウです。
本日は僕が長年使用している24105Gレンズについて、2023年時点での超長期レビューをしたいと思います。
神レンズと言う人もいる一方で、暗い・重たいという人もいますが、評価はいかに、、?
F4という明るさについて
このレンズは、F4通しの標準ズームレンズです。
F4なので大三元の標準ズームレンズ(F2.8)と比較すると、一段分暗いということになります。
このF値をどう捉えるかですが、私はそもそもF4は十分明るいと思っています。日中〜夕暮れの撮影であれば、全く問題ありません。
ボケ描写も望遠端で撮影すれば、十二分にボケてくれます。
F2.8と比較しても、明るさは一段分しか変わりません。つまり、理論上シャッタースピードを1/200→1/100に落とすか、ISO感度を3200→6400に上げるか、いずれかの違いのみという事です。
このように考えると、一段分の明るさの違いは、意外と大きな違いでは無いのでは?と思います。
焦点距離について
24mmスタートという事で、自撮りにはやや厳しい(腕を目一杯伸ばせば可能)ものの、風景を広角で撮るという用途であれば十分広い画角です。
また望遠端も105mmまであるので、風景の一部を切り取る事も可能です。
大三元の標準ズームの場合、望遠域は70mmまでになりますので、105mmまでズームできる点は、むしろこちらの方が有利です。
24mmから105mmという焦点距離は、「とりあえずこれ一本あればなんとかなる」という絶妙な焦点距離だと思っています。
ちなみに余談ですが、Canonも同じスペックのレンズをRFマウントで出しているのに対し、NikonはZマウントで更に望遠域を120mmまで拡げたレンズを昨年発売しています。
正直めちゃくちゃ羨ましいです笑。ただし、Nikonのレンズは手ぶれ補正が搭載されていません。その分、24105Gよりは軽くなっています。
という事で、次は重さの話。
重量について
レンズ重量は663gです。これがどれくらいかと言うと、「慣れていない人はちょっと驚くぐらいの重量」だと思います。
これまでフルサイズのキットレンズを使っていた方や、APS-C機を使っていた方からすると、「話には聞いてたけどやっぱり重いな」と感じると思います。
APS-C機の超便利ズームに、Tamronの18-300があります。使ってみたことがある方も多いのではと思います。あれと比較すると重量はそこまで変わりませんが、レンズ径が太いので、なんか余計に重さを感じます。
ただ、望遠ズームなんかと比べると遥かに軽いですし、もっと言えば単焦点50mmのGMより軽いです。
言ってしまえば、600g台というレンズの重さは、「慣れれば普通」になります。そして気付けば、700g、800g、1000g超のレンズが欲しくなっていきます。笑
実はかなり前のレンズ
こちらのレンズ、発売はなんと2017年11月です。既に5年以上経過しています。
ただ、AF速度や正確性は今のレンズと比べても遜色ないほどに爆速・正確です。使うたびに凄いなと思います。
もちろん動画でのフォーカスも問題ありません。僕は家族での旅行vlogは24105G一本で済ます事も多いです。
機能的にはまだまだ現役ですが、言っても5年前なので、後継が出てきても不思議ではないですよね。
という事で、僕なりに少し考えてみました。
後継レンズの可能性は?時期は?
まず可能性ですが、一時は入荷待ちになっていたぐらい人気のレンズなので、確実に後継レンズは出るでしょう。
時期がどうなるかですが、最近の傾向から考えてみたいと思います。
最近のSonyは昔のZEISS(ZA)レンズの更新を行なってきていました。
- 1635f4 ZA (2014.9) → 1635f4 G (2022.5)
- 2470f4 ZA (2013.10) → 2070f4 G (2023.2)
- 50f1.4 ZA (2016.7) → 50f1.4 GM (2023.3?)
50mm単焦点はあくまで噂ベースですが、そこそこ確度が高そうなので入れています。
こうしてみると、7年〜10年程度の更新スパンですね。2470ZAは、まさしく24105Gが後継のような立ち位置だったので、やや事情が異なりますが。ただ、もう優先して更新すべきZAレンズは無いかなと思います。
ではGMの更新はどうかと言うと、2470GMは約6年、70200GMは5年ちょっとです。
以上を総合して考えると、24105Gの更新優先度は高く、6年〜7年が目安かなぁと思います。
と言う事は、今年も視野に入りますが、2070Gを出したばかりなので、さすがに今年は無いかな?というのが個人的な考えです。
今更だけど、買っても良いの、、?
古いレンズなので、購入を迷われている方も多いのではないかなと思います。
確かに5年前のレンズと言えば、「AF性能は大丈夫なんだろうか?」と心配にもなりますが、さすがSonyのGレンズです。全く問題ありません。
そもそも、5年前からSonyのAFは爆速だったわけで、今は神速レベルになっているだけです。
そして後継問題ですが、これは確たる事は分かりませんが、欲しい時が買い時、というのもまた事実だと思います。中古であれば12万円ほどで良品が買えるようです。
もしも2070Gと悩まれている方がいらっしゃったら、「動画メインか、写真メインか?」という一点だけでどちらか決めてしまっても良いと思います。
写真メインなら、私は間違いなく24105Gを推します。動画メインの方なら、2070Gの方が無難です。
終わりに
今回は24105Gのレビューをしましたが、やっぱり私の1番の相棒とも呼べるレンズで、素敵な魅力が沢山あります。
あえて書きませんでしたが、当然写りもばっちりです。
24105Gの後継レンズが今から楽しみです。レンジは変えずに小型化するのか、はたまたNikonのように望遠を伸ばすのか、、
また面白い情報があったらシェアしようと思います。それではまた♪
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