(買うべき?)SONY ZV-E1のスペックや価格に対する感想やα7siiiとの比較

新商品

皆さんこんにちは、リョウ (@Ryo_s_Like)です。

ついにSONYからZV-E1が正式に発表されました。

今回は主なスペックや特徴を確認しつつ、所感を纏めたいと思います。

主なスペック・特徴

主なスペックは以下の通りです。α7siiiをコンパクト化したようなボディなので、α7iiiとα7cの関係に近いです。

・センサーはα7siiiと同様
・有効画素数1210万画素
・ISO感度は常用80-102400、拡張409600まで
・4K60p10bitの撮影が可能
・4K120p10bitの撮影はアップデートで対応
・5段分のボディ内手ぶれ補正搭載
・α7rvのAI AFが搭載
・PPLUT対応
・ボディの重量は483g

販売開始時は4K60pまでですが、将来的なアップデートで120pまで撮影できます。

アップデートは6月以降になると公式ページに記載がありました。

これまでのZVシリーズは4K30p8bitまでしか撮影できませんでした。

60pや120pに対応し、更に10bitまで可能と言うのは大きな進化ポイントです。

なお、120pの撮影時には10%のクロップが入ります。

手ぶれ補正としては、5段分のボディ内手ぶれ補正が搭載されています。こちらもZVシリーズとしては初搭載です。

α7siiiとの比較

同一のセンサーを使っているため、Siiiと比較するとかなり似ていますが、いくつか違いもあります。

・AI AF搭載
・PPLUTを使用可能
・ダイナミック アクティブ手ぶれ補正
・軽量コンパクトなボディ
・価格

最も大きな違いはα7rvに初搭載された、AI AFが備わっているという点です。

AI技術を活用し、非常に高速かつ精度の高いオートフォーカスが可能です。追従性も飛躍的に向上しています。また、列車や自動車などの無機物も被写体として認識できます。

AI AFの評判はかなり良いので、α7siiiとの大きな差別化ポイントと言えます。

また、FX30で新搭載されたPPLUTもα7siiiにはない機能です。

自分の好きなLUTをボディ内に保存しておけば、撮影時にそのLUTを当てた上で撮影データを記録することができます。

ここで一つ注意ですが、PPLUTはFX3などに搭載されているモニターLUTとは異なる機能です。

モニターLUT機能は、撮影時にモニターに表示されている画にLUTを当てる機能で、実際の撮影データにはLUTは反映されません。

撮影段階で、編集後の仕上がりイメージを確認しながら撮影できる機能がモニターLUTです。したがって、撮影データはあくまでもlogデータになります。

それに対してPPLUTでは撮影データ上にLUTを当て込みますので、アウトプットされるデータはlogではありません

PPLUT:撮影時にLUTデータ込みで撮影。logで撮っているかのような広いダイナミックレンジを得られる。アウトプットはlogではないので、編集耐性は低い。

モニターLUT:撮影時にモニター上でLUTデータを当てた映像を表示。アウトプットにはLUTデータは入らず、logデータが出力される。編集耐性は高い。

PPLUTは撮影後の編集作業をほぼボディ内で済ませることが出来るので、かなり便利な機能だと思います。

手ぶれ補正も、これまでのアクティブモードより更に効果のあるダイナミックアクティブモードが搭載されています。

サンプル動画を見た感じだと、かなり強力に効いていました。ただ、相応にクロップされるようで、その点は気になります。

ボディサイズにも大きな違いがあります。

APS-C機であるZV-E10より僅かに大きい程度で、α7siiiと比較すると相当小さく感じそうです。

重量も483gと非常に軽量です。α7siiiは699gなので、200g超の軽量化です。

ただ、ZVシリーズということでファインダーは非搭載です。また、公式ページに記載がないので、防塵防滴機構はなさそうです。

最後に価格の差ですが、ZV-E1の実売予想価格は33万円前後になるとの事です。α7siiiは40万円前後なので、7万円ほど差があります。

ZV-E1のスペックを考えると、なかなかお手頃な印象です。

〈ZV-E1とα7siiiの違いまとめ〉
Positive
・AI AF、PPLUTの搭載
・小型軽量
・価格が安価

Negative
・EVFが非搭載
・防塵防滴でなさそう
・操作性(カスタムボタンの少なさ、グリップ)
・発熱が気になる

終わりに−スペックへの感想

単純にα7siiiをコンパクト化しただけでなく、最新のAI AFやPPLUTを搭載しているのは非常に魅力的です。

トータルでスペックのみを見ると、「動画機のフラグシップモデル」と言っても過言ではない性能かと思いますし、価格もお手頃です。

ただ、ボディの堅牢性や操作性など、やや不安な面もあります。

僕は現時点では、まだ購入するか決めかねています。

めちゃくちゃ魅力的で欲しい気持ちはあるのですが、次のα7sivは前述のNagativeポイントが全て解消されそうですし、そちらを待ちたいなという気もします。

一方で、そんなにすぐにα7sivが出て来ないだろうしな、、とも感じており、ん〜本当に迷います。。

ただ、まだ公式ページを隅々まで読み込んだわけではないので、いずれにせよもう少し情報を集めてみたいと思います。

また検討の参考になるような観点があったら、シェアしようと思います。

ここまで読んでいただきまして有難うございました。

こちらのブログでは、買って良かったものの紹介などカメラ関連の幅広い内容の記事を書いています。

良かったら他の記事も読んでもらえると嬉しいです。それではまた♪

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