(新レンズ雑感)SIGMA 14mm F1.4 DG DN Art:GMレンズとの比較や超広角の作例紹介

新商品

皆さんこんにちは、リョウ (@Ryo_s_Like)です。

以前より噂のあった、SIGMAの超広角単焦点レンズが正式に発表されました。

今回は新レンズのスペックを纏めつつ、競合レンズであるSEL14mm F1.4 GMと比較してみたいと思います。

また、14mmってどんな写真が撮れるの?という方向けに、GMレンズでの作例もご紹介したいと思います♪

なお、あいにく星景写真はろくに撮った事がないので、作例は星景以外になります、ごめんなさい!

スペックのまとめ

さて、新レンズの主なスペックは以下の通りです。

  • 構成 15群19枚 (FLD3, SLD1, 非球面4)
  • 絞り羽根 11枚
  • F値 1.4〜16
  • 着脱式3脚座
  • MFLスイッチ
  • フィルタースロット付き専用キャップ
  • 重量 1160g

14mmでF1.4という明るさのレンズは世界初との事で、レンズ構成も凄く贅沢ですね。

特に、色収差を抑えるための超低分散ガラスであるFLDガラスが3枚も使われています。また、非球面レンズも4枚です。

同じく星景写真用のレンズとして人気の高い20mm F1.4 Artでも、15群17枚、SLD2枚、非球面3枚という構成なので、新レンズに対するSIGMAの本気度が窺えます。

写りにはかなり期待できそうです。

また、着脱可能な専用の三脚座や、フィルタースロット内蔵のレンズキャップなど、全体的に非常に良く考えて作られている印象です。

GMレンズとの比較

競合レンズである14mm F1.8 GMレンズと簡単に比較してみましょう。

GMレンズの構成は11群14枚、絞り羽根は9枚となっています。

こちらも流石GMという感じの豪華仕様ですが、SIGMAの新レンズと比較すると、やや控えめな印象です。

ただし、その分GMレンズは非常に軽量コンパクトになっており、重量は460gとSIGMAの半分以下です。これは大きなメリットです。

装着した際のフロントヘビー感もなく、レンズの三脚座も必要ありません。

Point

・SIGMA Artのスペックは唯一無二。ビルドクオリティも高い
・GMレンズは良好な写りと取り回しの良さが魅力

14mmの作例

星景写真用途に注目されがちな14mmの単焦点レンズですが、実は星以外の被写体でもバッチリ使えます。

星は難易度の高い被写体なので、星景向けのレンズであれば、当然それ以外もしっかり撮れるという事ですね。

いくつかGMレンズでの作例をご紹介します。

14mm F5.6 1/140s ISO100

虎ノ門に建設中の、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーです。

高さ約266mと非常に大きなビルなのですが、14mmという超広角であれば、見切れることなく収めることが出来ます。

高層ビルと超広角は非常に相性が良いです。

14mm F1.8 1/25s ISO100

お次は浅草寺です。

浅草寺は好きで良く撮りに行くのですが、14mmで撮ると非常にダイナミックで、いつもと違う印象の写真が撮れます。

14mm F1.8 1/100s ISO500

ディズニー撮影にオススメレンズという記事にも掲載した作例ですが、明るさを活かして室内撮りにもうってつけです。

14mm F4 1/320s ISO640

広大な風景をそのままダイナミックに写すことができるのも広角単焦点の良さだと思います。

こちらの作例は逆光下での撮影でしたが、シャドーからハイライトまで非常に階調豊かに写っています。さすがGMレンズです。

14mm F7.1 1/400s ISO250

肉眼で見ると特段印象的なシーンではありませんでしたが、超広角で見ると空の青さと緑の組み合わせが美しく、印象的な写真が撮れました。

GMかSIGMAか、、そもそも必要か?

いくつか作例をあげましたが、少しでも良いなと思っていただけるものがあれば、とても嬉しいです^ ^

超広角の単焦点はかなりユニークなスペックのレンズです。扱いにくいと言われる事も多く、「なかなか手を出しにくいなぁ」と思われている方も多い印象です。

一方で、変わったスペックゆえに替えのききにくいレンズである事は間違いありません。

20〜24mm辺りの広角域とは大きく異なる描写ができますので、是非一度試してもらいたいなと思います♪

GMかSIGMAかどちらが良いか?という点ですが、重さに問題がないという方にはSIGMAの方がオススメかなと思っています。

公式サイトやYouTubeで作例を拝見しましたが、写りは抜群に良さそうでしたよ!

ビルドクオリティも非常に高いですし、マニュアルフォーカスロックやフィルタースロット付きのキャップなど、GMには無い魅力的な要素も多いです。

一方で、GMの方も非常に良いレンズで、取り回しの良さと解像力が絶妙にバランスされていると感じています。

特に複数のレンズを持って出掛ける場合は、約700gの重量差は大きいです。

気軽に持ち出して、スナップ等でも使いたいという場合は、GMの方がオススメと言えます。

また、実はGMレンズの方が2万円ほど値段も安いです。

更に現在キャッシュバックキャンペーン中なので、2023年6月16日〜2023年9月25日までの期間にこちらのレンズを購入すると、1万円キャッシュバックされます!

かなりお得に購入できますので、検討されている方は以下リンク先から確認してみて下さい♪

終わりに

今回はSIGMAの新レンズについて雑感を纏めてみました。

実は福島県の会津は個人的に縁がある場所で、年に何度も訪れています。そのため、SIGMAもやや贔屓目に見てしまいます笑

でも、最近のSIGMAは掛け値なしに凄いなと思います。昔は数あるサードパーティの一つ、という印象でしたが、今では純正を凌ぐレンズメーカーという印象です。

正直に言うと、新レンズもGMから買い替えたい気持ちもあるのですが、ちょっと金額的に諦めようかなという感じです。。

実売で約20万円ということですが、確かにクオリティやスペックから考えると妥当ではあるものの、あと2万円ほど安ければなぁ、、と感じています。

その意味では、GMレンズのコストパフォーマンスの良さは優れていると思います。

ここまで読んで頂き有難うございました^ ^

こちらのブログではカメラ関連の様々なトピックで記事を投稿しています。

良かったら暇つぶしに他も覗いていって貰えると嬉しいです^ ^

素敵なカメラライフをお過ごし下さい。それではまた♪

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