皆さんこんにちは、リョウ (@Ryo_s_Like)です。
本日はvlogを撮る時にオススメなSONYのカメラとレンズについてご紹介したいと思います^ ^
これからvlog撮影を始めてみたい方だけでなく、機材の更新や変更で悩んでいる方にも、参考にして頂ければ嬉しいです♪
そもそもvlogって何撮るの?
私は普段、家族との旅行やお出掛けを中心にvlogを撮ることが多いのですが、それ以外にも友人とゴルフ合宿に行く時や、BBQなどちょっとしたイベントの際も動画を撮っています。
撮ったものを後で編集して、家族や仲間内で鑑賞したりして楽しむスタイルです。
カメラやvlogと言ったものにあまり興味がない人でも、編集した動画を送ると喜んで貰えることが多いので、イベント時には隙あらば動画を回しています。(当然嫌がる人は撮りませんが笑)
また、妻も私も実家が離れているので、定期的に家族イベントの vlogを両親に送っています。(じぃじとばぁばは孫好きですからね。それはそれは喜んでくれます♪)
私は元来スチル派の人間ということもあり、動画撮影はまだまだ経験・スキル共に足りておらず悶々とする事も多いのですが、それでも編集した動画を見て喜んでもらえると、とても嬉しいものです。
動画編集って、写真の現像と違って物凄く工程が多いですし、時間もかかるんですよね。
色見や露出をどうするか、カットをどう繋ぐか、時にはBGMを入れたりなど、、
それだけに、誰かに喜んでもらえると「撮って良かった〜」と報われる気持ちになります。
SONY機でオススメのボディ3選
では本題であるオススメ機材の紹介に入りたいと思います。まずはボディです。
イチオシはα7cii もしくは α7cr!
1番オススメなのは、最新機種でもあるα7ciiまたはα7crです。
いずれも発売以来、vlog用途で使用していますが、小型ボディの特性を活かして気軽に撮影できる点が魅力です。
ボディ単体で約515gほど、後ほど紹介するレンズと合わせてもトータルで1kgを切る軽量さで4K動画が撮影できます!
特にSONYの最新機能であるAIAFは使い勝手が良く、被写体を人と認識すれば、帽子を被っていようが、後ろを向いていようが、頭付近にフォーカスを追従してくれます。
そして瞳が見えれば即座に瞳にフォーカスを合わせに行くので、ピントの事は気にせず画角や露出調整に集中する事が可能です。いや〜便利便利。
速度・精度共に凄まじいので、是非体感して頂きたいです!
また、α7ciiとα7crは共に4K 60pまで撮影可能のため、24pや30pと比較するとより滑らかな映像に仕上げる事が出来ます。
一つ注意点としては、α7ciiは60p撮影時はAPS-Cモード(1.5倍クロップ)に限定される一方、α7crの方は1.2倍クロップかつAPS-Cモードが使用不可という違いがある点です。
一見すると、α7crの方がクロップ率が低いため良さそうに思えますが、APS-Cモードは使用不可なので、APS-C用のレンズを使って60p撮影しようとすると、四隅がケラれます。(正確にはレンズによりますが、ほぼケラれます。)
一方、α7ciiの方は強制的にAPS-Cモードになりますので、APS-C用のレンズを使う事ができます。
APS-C用のレンズの方が軽量コンパクトかつ安価なので、動画撮影ではAPS-C用レンズを使いたいという方も多いと思いますが、α7crでは制約があるので注意しましょう。
一般的なフルサイズ機 α7iv
次にオススメなボディはα7ivです。
発売から早くも2年近く経過しましたが、4K 60pまで撮影できるなど、スペックとしては今でも十分です。
基本の性能としてはα7ciiとほぼ同じなので、4K 60p時はAPS-Cモードに限定されます。
AIAFが搭載されていない点はやや残念ですが、α7ivのAFも精度・速度共に高い水準であり、使っていて不満に感じることはないと思います。
また、持ちやすいグリップ、綺麗なEVF、デュアルカードスロット、カスタマイズボタンの多さなど、7cシリーズよりも優れている点も多数ありますね。
特に大きめなレンズを装着する場合は、α7cシリーズよりもグリップ面で安定感があります。
Cシリーズよりボディは大きくなりますが、その分操作性は向上するので、こちらもvlogにはオススメのボディです。
コストパフォーマンスの高いZV-E10
3つ目にオススメなカメラは、ZV-E10です。
こちらはα7ciiやα7crのようなフルサイズ機と違い、センサーサイズが一回り小さいAPS-C機になります。
APS-C機はフルサイズ機よりボケにくく、また高感度耐性が低い(暗い場所でノイズが目立ちやすい)等のデメリットがあるものの、ボディ・レンズ共に小型で取り回しが良いというメリットがあります。
そんなAPS-C機であるZV-E10の魅力は、何と言ってもコストパフォーマンスの高さです。
4K 30pまで撮影可能なので、日常のvlog撮影には必要十分なスペックですし、またアクティブ手ぶれ補正が搭載されている点も嬉しいところです。
それでいて、値段としてはα7ivが30万円強なのに対して、ZV-E10は約8万円となっています。約4倍の価格差と聞くと、なにやらα7ivが割高なのかな?と思うかもしれませんが、個人的にはZV-E10が割安すぎるだけな気がしています笑
Vlogを始めてみたい方、小型なサブ機が欲しい方にとてもオススメで、コストパフォーマンスは抜群に良いです♪
またZV-E10は小型軽量なボディサイズを活かして、ジンバルでの運用もオススメです。
ジンバルを使えば、アクティブ手ぶれ補正よりも更に滑らかな映像を撮る事が出来ます。見ていて飽きない、動きのあるvlogなどを撮りたい場合はジンバルの使用も検討しましょう♪
ちなみに私のオススメジンバルは、ZHIYUNのCRANE M3です。ジンバル自体が小型なので、街中で使っていても目立ちにくく、色も白色でカジュアルなので、vlog 用途に最適です。
私は大きいボディ・レンズ用にDJIのRS3も所有していますが、あちらは大きく凄く目立ってしまうため、気軽なvlogには使いにくいです。笑
自動軸ロックなど、機能は素晴らしいですけどね、、!
SONY機でオススメのレンズ3選
さてvlogを撮る時のレンズ選びですが、私はまず優先して揃えるべきは広角レンズかなぁと思っています。
当然被写体との距離によりますが、その場の空気感や家族・友人の表情を写すには、広角域が最も使いやすいです。
という事で、広角で撮れるオススメのレンズを3本紹介したいと思います♪
万能に使えるSELP1635G
一本目はSELP1635Gレンズです。
16-35mmという広角域をカバーし、明るさもF4通しで使いやすいです。2022年に発売された比較的新しいレンズであり、Gレンズという事もあって解像度も素晴らしいです。
このレンズの良さは何といっても取り回しの良さ。フルサイズ用の広角ズームでありながら、重量は353gと非常に軽量です。
持ってみると、あまりの軽さに驚きます。笑
αシリーズの小型ボディとの相性が非常に良く、α7cシリーズと合わせれば800g台で運用可能。
さらにさらに、これだけ軽量でありながら、本レンズはパワーズームが搭載されています。
パワーズームとは電動ズームの事で、レンズ側面のレバーを操作する事でズームイン・ズームアウトができます。昔ながらのコンデジのズームをイメージすると分かりやすいです。
一定速度でズームができるので、被写体との寄り引きをブレなく滑らかに撮影することができます。
スチル撮影ではあまり恩恵のないパワーズームですが、動画撮影ではとても使いやすいです♪
なおSONY機では、多くの機種で画質劣化を抑えつつ最大1.5倍までズームインできる全画素超解像ズームという機能が使用できます。
この機能と組み合わせれば、レンズのレバー操作のみで35mm*1.5倍=約52.5mmまで撮影可能です。
さらに!超解像ズームとAPS-Cモードを併用すれば、35mm*1.5倍*1.5倍=約78mmまでズームできますので、なんと本レンズ一本で実質的に16mmから78mmまでカバーする事が可能なのです!
とてもコンパクトな広角ズームレンズながら、各種機能を活用する事で超広角〜中望遠域までF4で動画が撮れるという、イチオシのレンズです♪
フルサイズでも使える1020G
さてお次はSELP1020Gです。
こちらも型番にPが入っている通りパワーズーム搭載のGレンズです。
なんと重量は178gしかなく、持ってみた感じはオモチャのよう。笑
本レンズはAPS-C用のレンズのため、ZV-E10との相性は抜群ですが、APS-Cモードが搭載されているフルサイズ機で使用する事も可能です。(α7siiiやFX3の場合、4K撮影でAPS-Cモードは使えませんので、本レンズは使用不可です!)
35mm版換算で15mm-30mmという焦点距離になるので、実は一本目に紹介した1635Gレンズよりも更に広角で撮れます。
また、全画素超解像ズームを使えば15mm-45mmとなりますので、vlog撮影においては必要十分な画角をカバーできます。
私もα7ciiの4K 60pや、α7crの4K 30p撮影で使用していますが、軽さと小ささに関しては正しく唯一無二の組み合わせ。
本当に気軽にvlog撮影が出来ます♪
もう一点、本レンズの良い点はフィルター径が62mmという所。
単焦点のGMシリーズ(24mm、35mm、50mm F1.4)や、サードパーティ製のレンズなどで、Eマウントレンズはフィルター径が67mmというレンズが非常に多いです。
動画撮影時にはNDフィルターを使用する事が多いですが、67mmのフィルター径のNDフィルターを買っておけば、62mm径の本レンズに流用できて経済的です。
※62mm→67mmのステップアップリングが別途必要です。
ちなみに私が愛用しているNDフィルターはFREEWELLのモノです♪
ND2-9stopまで減光できるのにも関わらず、2-5stopと6-9stopの2枚にフィルターを分ける事によって、Xムラを抑制し、かつ色被りも全く気になりません。
しかも反射光をカットするCPLフィルターや、柔らかい光を演出するMistフィルターなども同梱されており、このセット1つで多種多様な表現が可能です♪
脱着もマグネット式のため、非常にスムーズです。
一見すると高価に感じますが、内容の充実度合いを考えるとかなりお得感があります◎
ちなみにステップアップリングは以下を使用しています↓
ステップアップリングを使用する際は四隅のケラレが心配ですが、
SELP1020G+FREEWELL 67mm+↑のステップアップリングという組み合わせの場合、APS-Cモードではケラれませんので、安心して利用できます^ ^
ただし、↑で紹介したものとは違う67mmのNDフィルターや、別の62mm-67mmのステップアップリングを組み合わせた場合はケラれる可能性があるので、要注意です!
暗い場所でも撮影可能なSEL24F14GM
最後にご紹介するのはSEL24F14GMです。
3本の中では唯一の単焦点レンズとなりますが、24mmという画角はvlog撮影でとても使いやすいです。
昔から多くの標準ズームレンズの広角端は24mmですし、iPhoneの標準レンズの焦点距離もフルサイズ換算で24mmになっています。
言い換えれば、24mmという焦点距離は多くの人にとって使い慣れている、見慣れている画角とも言えます。
撮影時のイメージとしては、手を伸ばせばギリギリ自撮りも出来ますし、隣にいる人を複数人画角に入れる事ができるという広さでして、家族旅行には最適な画角だと思っています♪
さらに、APS-Cモードを使えば換算36mmとして、歪みを抑えた標準域としての撮影も可能。35mm近辺も動画撮影には人気な焦点距離なので、一粒で2度美味しいレンズだと思っています^ ^
また、やはりF1.4の明るさは頼もしく、夜のvlogでもISO感度を抑えた撮影が可能です。
当然ながらボケ量も大きいので、APS-CモードにしてF1.4で撮影すると、被写体が浮き上がっているかのようなシネマティックな映像を撮る事ができます♪
発売は2018年とやや古いですが、AFの精度や速度なども特に不満は感じていません。GMレンズにしては445gと小型軽量なのも嬉しいポイントです♪
ちなみに、近い焦点距離の単焦点レンズとしてSEL20F18Gがあり、どちらにしようか迷われている方も多いのではないかと思いますが、個人的には24mmGMの方がオススメです。
20mmGレンズも優れたレンズですが、どちらかと言うと自撮りメインのYouTuberの方向けという印象です。
私も発売後すぐに購入し、気に入れば24mmGMと入れ替えようかなぁと思っていましたが、家族や友人とのvlogを撮る上で20mmという焦点距離はやや広すぎると感じました。
また、APS-Cモードの30mmという焦点距離も個人的には慣れない画角で使いにくく、数ヶ月使って売却してしまいました。。
やはり、24mmと36mmが使えるGMレンズの方が汎用性が高いと感じています^ ^
GMレンズとしては値段的にも手が出しやすく、オススメのレンズです♪
おわりに− 私が最も使っているのは、、
さて、今回はvlogにオススメなSONYミラーレス機のカメラ・レンズを纏めてみましたが、いかがだったでしょうか。
ちなみにご紹介した中で、最近最も多く使っているのはα7cr+1635Gレンズという組み合わせです。
通常のレンズと違って、パワーズームのレンズはレバーを操作するだけで光学ズームから超解像ズームに移行できるので、全くストレスがありません。
しかもα7ciiやα7crでは、超解像ズーム時のリアルタイム認識AFやトラッキングが可能となったため、フォーカス外れの心配をする事なく超解像ズーム機能を使う事ができるようになりました♪
ここも本当に素晴らしいポイントなのですが、書き始めると長くなるので別記事にしたいと思います。。笑
いずれのボディ・レンズ共にとてもオススメですので、少しでも機材選びのご参考になれば幸いです^ ^
良かったら他の記事も覗いて行ってもらえると嬉しいです!それではまた♪
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