ディズニーランドやシーにオススメのレンズ・カメラは?焦点距離別の作例紹介

blog・撮影

皆さんこんにちは、リョウ (@Ryo_s_Like)です。

先日、久しぶりにディズニーランドとシーに行って撮影してきました♪

今回は持っていったレンズ別に作例をご紹介しながら、ディズニー撮影にオススメな焦点距離・機材について纏めたいと思います。

持っていった機材と選んだ理由

今回はミラコスタ宿泊もセットにし、初日はシー、2日目はランドという行程でインパしてきました。子供の体力事情もあり、結構ゆったり過ごしました。

(初日)10時着→15時ミラコスタにチェックイン→シー内撮影→18時以降はホテル滞在

(2日目)9時に朝食→10時過ぎにランドにインパ→15時ごろ帰路に着く

主に撮りたかった物としては、

  • パーク内の風景写真
  • 家族旅行vlog
  • 部屋からのタイムラプス
  • ディズニーシーのショー(夜のビリーブの動画と写真)

以上の4つです^ ^
それに対して持って行った機材は、

  • レンズ① 20-70mm F4 G
  • レンズ② 28-70mm F2.8 Sigma
  • レンズ③ 35-150mm F2-2.8 Tamron
  • レンズ④ 14mm F1.8 GM
  • ボディはα1とFX3の2台
  • 三脚、NDフィルター、反射防止の夜景レフ

と、かなり多くなってしまいました。

レンズそれぞれの用途としては、

20-70mmはvlog用
28-70mmは風景写真、夜のショー写真用
35-150mmはタイムラプスと夜のショー動画用
14mmは広角写真用

それではレンズ別に作例と使用感をご紹介したいと思います♪

レンズ①:20-70mm F4 G

2070mmは初日はFX3に付けてvlog用、2日目はα1につけて写真+vlog用に使用しました。

使用感ですが、vlog用としてはちょっと失敗でした。

と言うのも、パーク内は非常に人が多いので、あまり家族と距離が取れず、主に子供や妻を撮るという僕のvlog用途としては16-35mmの方が良かったかなという感じです。

一方で、写真撮影では20-70mmという焦点距離は非常に使いやすかったです。

以下作例です。なお、トリミングしているものはトリミング後の換算焦点距離を()内に記載しています。

20mm F18 8S ISO100

シンデレラ城の後ろ側のベンチから、広角端で撮影した作例です。

20mmとかなりの広角なので、大きなお城を近くから撮っても、しっかりと画角に収める事ができます。

もう一枚広角の作例を。

25mm F22 1/100s ISO400

少しだけ咲いていた薔薇を入れて、シンデレラ城を撮ってみました。

ディズニーでしか撮れないようなファンタジー感満載でお気に入りの一枚です^ ^笑

次は反対に望遠端の70mmの作例です。

美女と野獣のお城ですが、結構離れた位置から撮影しています。

70mm F4 1/2500s ISO100

近くに植えられていた木の枝との距離が近かったので、F4でもかなり綺麗に前ボケが入っています。

次は32mm。

32mm F4 1/2000s ISO100

ランドの入り口すぐにあるお花ミッキーです。

実はこの写真の右にも左にも人が沢山いたので、ズームしてフレームアウトさせています。

こういう画角調整がすぐに出来るのもズームレンズの良さですね。

レンズ②:28-70mm F2.8 Sigma

続いて2870mmですが、こちらは初日午前のパーク内写真と、夜のショー写真用に使用しました。

大三元ズームにも関わらず470gと非常に軽いレンズなので、FX3+2070mm、α1+2870mmという2台運用でも難なく使えました。

以下はF2.8のボケ表現を活かした作例です。

70mm F2.8 1/6400s ISO500
28mm F2.8 1/3200s ISO3200

上の2枚はほぼ同じ場所から撮影しています。

28mmから70mmという焦点距離なので、準広角から中望遠までカバーしており、様々な表現ができます。

また、F2.8という明るさなので、夜のショーの撮影では安心感がありました。

53mm (70mm) F2.8 1/80s ISO1600
64mm F2.8 1/25s ISO8000
56mm (140mm) F2.8 1/200s ISO8000
56mm F2.8 1/640s ISO8000

ただ、ショー中はタイミングによってはかなり明るくなるので、フルサイズ機であればF4でも十分綺麗に撮れるかも?とも思いました。

例えば最初の作例はISO1600で撮っているので、F4のレンズにしてもISO3200で撮れていたという事になります。

また最後の作例ではISO8000まで上げていますが、SSは1/640sとかなり余裕があるので、仮にF4であれば1/80s ISO2000で同じ露出で撮れていた事になります。

確かに明るいレンズの方が撮影しやすいのは事実ですが、撮影設定をよくよく見てみると意外とF4でも何とかなったかな」というのが本音です。

レンズ③ 35-150mm F2-2.8 Tamron

3本目のレンズはTamronの35-150mm F2-2.8です。

かなり特殊なスペックですが、とにかくカバー範囲が広いのと明るさが素晴らしく、普段から持ち出し頻度も高いレンズです。

こちらは元々はタイムラプスと夜のショーの動画用に持っていったのですが、結局タイムラプスは2070Gに任せたので、静止画では初日午後のパーク内スナップ用途での使用となりました。

以下作例です。望遠側での撮影が多かったです。

84mm F2.8 1/320s ISO500

こちらはホテルの部屋から撮った一枚です。

改めて見ると、やはりかなり混んでいた事が分かります笑

108mm F2.8 1/2500s ISO500

100mm超で撮っているため、少し圧縮効果が効いた写真になっています。実際はタワー・オブ・テラーはかなり遠くにある(肉眼だと小さく見える)のですが、手前の鉄道と似たような大きさに写っています。

お次も望遠域です。

146mm F5.6 1/125s ISO500

異国情緒漂う雰囲気で、これぞディズニーシーという感じです^ ^

画像奥のキャストさんが足を拡げてゴンドラの位置を固定しているのが面白いです。

35mm (56mm) F2.2 1/4000s ISO1250

唯一標準域で撮ったのがこちらの写真です。前ボケを入れて情報量を加えてみました。

標準から望遠まで一本で使えるので、改めてこのレンズは使いやすいなと思いました。

ディズニー撮影だけでなく、一本持っておくと何かと便利なレンズだと思います^ ^

レンズ④ 14mm F1.8 GM

最後はこちら、今回持参した唯一の単焦点レンズです。

僕が所有している中で最も広角なレンズで、標準域の画角に飽きた時用に持って行きました。

ずっと付けっぱなしと言うよりは、「ここぞ!」という時にレンズ交換をして使用していました。以下作例です。

14mm F1.8 1/8000s ISO100
14mm F9 1/200s ISO100

超広角なので、非常にダイナミックな印象の写真を撮る事ができます。

空模様を広く写せるので、良いお天気の日と相性が良いです^ ^

また、ミラコスタ内でも使用しました。

14mm F1.8 1/100s ISO500

ミラコスタ内のエントランスホールを煽って撮った写真です。

船のオブジェを丸々入れつつ、天井の絵画も全て収められました。さすが14mm!

実は前日まで持って行くか迷っていたのですが、結果的には持って行って良かったです^ ^

作例は以上になります。

載せていない写真も大量にありますが、キリが無いので一旦こちらでストップします笑

それでは次に、オススメの焦点距離について所感を纏めてみます。

ディズニー撮影にオススメの焦点距離は?

今回4本もレンズを持って行きましたが、1番便利だなぁと感じたのは20-70mm F4でした。

特に広角側の撮影が非常に良かったです。

パーク内は人が多く、また撮りたい建物が密集しています。

そこで、『被写体に寄って人をなるべくフレームアウトさせつつ、広角で大きな被写体を画角いっぱいに入れ込む』という撮影の仕方がやりやすかったです。

似たような焦点距離として28-70mmのSIGMAのレンズも持って行きましたが、28mmだと微妙に狭いなと感じる場面が多かったです。

広角撮影では、28mmよりは24mm、欲を言えば20mmの焦点距離がオススメです。

一方で、パーク内は結構広いので、やはり望遠域の焦点距離も使えると便利です。

今回撮影していた感じだと、100mm辺りの焦点距離が良いかなと感じました。

100mmは意外と汎用性が高く、望遠スナップのような使い方もできますし、キャラグリのポートレートにも使えます。

よって、焦点距離的には20mm付近の広角と、100mm超の望遠域が特にオススメかなと思います^ ^

オススメの機材構成

それでは、↑の焦点距離をカバーできる機材構成をご紹介したいと思います♪

ーーー↓レンズ一本の場合↓ーーー

なるべく軽装で行きたいという場合は、F4通しの標準ズーム1択です!

オススメは以下のようなレンズです。

  • SONY 24-105mm F4 G
  • Nikon 24-120mm F4 S
  • Canon 24-105mm F4 IS USM

いずれも24mmから100mm超までカバー出来る、非常に使い勝手の良い焦点距離のレンズです。

もしも望遠側が70mmまでのズームレンズしか持っていないと言う場合、トリミングで対応するのも手かと思います。

また、明るさの面ですが、僕はF4で十分かなと思います

夜のショーは結構明るいので、F4でもISOを抑えて撮影する事が可能です。

また、夜景を撮りたい場合は、パーク内のベンチや柵などにカメラを置くことで、意外とスローシャッターで撮ることができます。

F2.8の大三元ズームという手もありますが、レンズの重さや焦点距離を考えると、F4通しの方がオススメです。

ーーー複数のレンズを持って行く場合ーーー

レンズを2本持って行ける場合は、↑の標準ズームに加えて、広角ズームを持っていくと画角のバリエーションを増やす事ができます。

  • SONY 16-35mm F4 G
  • Nikon 14-30mm F4 S
  • Canon 14-35mm F4 L IS USM

などがオススメです。

また、ズームではなく14mm〜20mm辺りの広角単焦点を追加するのも良いと思います。

レンズ以外では、NDフィルターがあると便利です。特にND1000などの濃度の濃いものがオススメ

どうしても人がフレームに入ってしまう場合のスローシャッター用に使います。実は1番初めの2070Gの作例もND1000を使っています。

人を完全に消す事は出来ませんが、そのまま撮るよりも断然良い仕上がりになりますので、一枚あると便利です。

終わりに−次回に向けて

かなり盛り沢山の記事になってしまいましたが、いかがだったでしょうか。本当はミラコスタ滞在の感想も書くつもりでしたが、あまりにも長くなりそうなので別の記事にします笑

作例は様々な焦点距離のものを満遍なく選んだつもりですが、少しでもインパ前の機材選びの参考になれば嬉しいです^ ^

ちなみに僕の場合は、次回のレンズはSONY 1635G、SONY 14mm GM、SONY 24105Gの3本にするかなと思います♪

1635は動画用、他2本が写真用という感じです。

改めて振り返ってみても、やっぱり久々のディズニーは楽しかったです

次に行ける日が待ち遠しい^ ^

凄く長くなってしまいましたが、ここまで読んで頂きまして有難う御座いました!

こちらのブログでは、カメラ関連の様々な内容で記事を書いています。

良かったら他の投稿も覗いて貰えると嬉しいです^ ^

それではまた♪

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