SEL2070G 作例:雨の都内でスナップ写真撮影 コツと注意点

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皆さんこんにちは、リョウ (@Ryo_s_Like)です。

雨にもマケズ、写真撮り!という事で、SONYの2070Gレンズを使って雨の中撮影に勤しんできました。

今回は作例と共に、雨天で2070Gを使用した感想をお届けしたいと思います。

でもその前にまずは、雨天撮影時の注意点から。

雨の日の撮影は大変、、

まず大前提として、カメラに水は大敵です!最近のカメラは防塵防滴機構が備わっている機種が多いものの、やはり理想的には使用を控えた方が良い条件です。

ただ、そうは言っても雨の日でも写真が撮りたい方は多いはず。。そこでまずは、雨天撮影時の注意点を纏めてみたいと思います。

  • 鉄則①:撮影時以外はカメラを露出させない
  • 鉄則②:雨粒が付いたら屋根のある場所に移動して拭き取る
  • 鉄則③:家に帰ったらしっかり乾燥させる

順番に見ていきましょう。

晴れの日であれば、ストラップで首から下げて持ち運ぶという方も多いと思いますが、雨の日は辞めておきましょう。

傘をさしていても、風によって雨粒は横から飛んできますので、腰ほどの位置にぶら下がったカメラは濡れてしまいます。

撮影するまでは防水性のカバンに入れて置くのがベストです。

それでも持ち歩きたいという方は、首から下げて服の中にしまうというのもオススメです。

撥水効果のあるジッパー付きの上着を着て、移動中はカメラをアウターの中に入れてしまうのです。

そうすると、雨粒を上着が防いでくれますし、撮影したい時もジッパーを下げればすぐに使う事ができます。

夏は暑いので、レインコートで代用します。

僕は普段はこちらの方法で持ち歩いていますが、今まで一度も故障などはしていません。

次に雨粒で濡れてしまった場合ですが、数分程度は問題ないものの、可能な限り早く拭き取りましょう。

屋根のあるスペースに移動して、濡れている箇所を拭き取ります。

特に気をつけるべきはレンズとボディの接続部であるマウントです。

万が一ここからボディに水が入ると、センサーが故障してしまうので、マウント周囲は念入りに確認が必要です。

また、ボタンやダイヤル周辺も、水が染み込むと誤作動の原因になるので、溝もしっかり拭き取りましょう。

最後に帰宅後です。少し雨粒が付いた程度であれば、しっかり拭き取った後に自然乾燥で問題ないです。

大雨で結構濡れてしまったという場合は、シリカゲルがオススメです。

シリカゲルとは、お菓子の袋などにも入っている乾燥剤の事で、薬局にも売っています。

周りの水分を吸収してくれるので、より早くカメラを乾燥してくれます。

ジップロックやドライボックスなど、なるべく気密性の高い入れ物にシリカゲルとカメラを入れて使用しましょう。

雨天撮影時の注意点
・移動時はカメラが濡れないように注意
・撮影中に濡れたらなるべく早く拭き取る
・撮影で濡れたカメラは乾燥剤を使って乾かす

前置きが長くなってしまいました、、でも雨対策は本当に大事なので、万全を期しましょう!

それでは作例と写活の振り返りです↓

作例のご紹介

前述の通り雨の撮影は大変ですが、雨の日だからこそ撮れる写真もあるので、個人的には雨天撮影は好きです。今回は東京駅周辺に行って来ました。

僕は特にリフレクション、水滴、傘などを撮るのが好きです。それぞれ撮影時に考えているポイントとともに作例をご紹介します。

まずはリフレクションです。

地面が暗く、また凸凹が少ないほど綺麗なリフレクションが起こりますので、リフレクションを撮りたい時はそのようなスポットを探しましょう。

国際フォーラムにあるオブジェ

作例はリフレクションで有名な(?)国際フォーラムの撮影スポットです。

床がツルツルとしたタイルで、かつ暗い色なので、雨の日はリフレクションが綺麗に撮影できます。

ただ、ザラザラとした地面でもリフレクションは起こります。そのような場合はなるべく水溜りが深くて大きい場所を探します。

こちらは東京駅の丸の内口付近で撮ったものです。

元の写真だとリフレクションが分かりにくいので、トリミングと反転で以下のように編集しました。

リフレクション撮影のポイント
・凹凸が少なく暗い地面を探す
・水溜りが大きく深い地面を探す
・編集でリフレクションを際立たせるのも手

続いて水滴です。地面や建物に付いている水滴をマクロレンズを使って撮るのも楽しいですが、今回は定番のお花との組み合わせで撮りました。

水滴がたくさん付いてる花や、大きな水滴が付いている花を被写体にするのがオススメです。

また、編集時に露出を下げてコントラストを上げることによって、雨が降っている時の物寂しくも幻想的な雰囲気が伝わりやすくなります。

付いている雨粒が少なかったり小さかったりすると、下の失敗例のように印象的な写真になりにくいです。

水滴と花の撮影のポイント
・水滴の量や大きさに注意
・編集時に露出を下げてコントラストを上げるとより印象的な仕上がりに

最後は傘です。傘を強調した写真は、ベストなタイミングでシャッターを切るのが難しいですが、その分納得のいくものが撮れると非常に嬉しくなります。

まずは面白そうな場所を探します。今回は東京駅の駅舎を背景にすることにしました。

場所を決めたら、一度試し撮りをします。

背景は良さそうです。

今回はなるべくミニマルな印象の写真を撮りたかったので、「モノトーンな服装と傘を持った人が1人だけ入るタイミング」を待ちました。

5分ほど待って撮った写真がこちらです。

白い傘が非常に印象的だったので、フレームの真ん中辺りに差し掛かった所で撮っています。

なお、撮影する際は狙ったタイミングの少し前から少し後まで連写すると成功確率がグッと上がるので、オススメです。

傘スナップの撮影のポイント
・まずは背景と構図を選ぶ
・入れたい服装や傘の色を考える
・シャッターチャンスが来たら連写する

SEL2070Gは雨の撮影にピッタリ

今回初めて雨の日の撮影で2070Gを使いましたが、かなり良かったです。

F4通しで明るさも問題ないですし、全体的にコンパクトなので操作しやすいですね。

望遠側も70mmまであるので、遠くから傘スナップを撮る際も使いやすかったです。

また、最大撮影倍率も0.39倍と大きめなので、花を撮る際も水滴を大きく写す事ができました。

雨の日は望遠域が広いほど遠くから撮れるので便利なのですが、24105Gぐらいの大きさと重さになると、傘をさしながら操作するのが難しいです。

昔使っていた時は、ズーム時に傘が傾いて濡れてしまったり、望遠端で撮っていると気付いたらレンズが傘からはみ出していたり、という事がありました。

2070Gはそういった事がなく、安心して撮影ができました。

SEL2070Gは雨天時の撮影にピッタリ
・F4通しという十分な明るさ
・小型軽量で取り回しが良い
・ズーム時も傘からはみ出ず濡れにくい

終わりに

今回は雨天時の撮影について、注意点や作例などを纏めてみました。

さすがに大雨の中はオススメしませんが、少し降っているぐらいの時は、晴れている日とは違った写真が撮れるので、是非試してみて下さい♪

ここまで読んでいただきまして有難うございました。

良かったら他の記事も読んでもらえると嬉しいです。それではまた♪

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