(新レンズ)SEL50F14GMの作例付きレビュー

レビュー

皆さんこんにちは、リョウ (@Ryo_s_Like)です。

少しブログ更新の間があいてしまいましたが、本日はSONYの最新レンズ、50mm F1.4 GMについてレビューを纏めていきたいと思います♪

感想を先にお伝えすると、「50mm単焦点の最有力レンズ!」だと思います^ ^

前書き〜購入経緯

こちらのレンズは今年のCP+に合わせるように先行して発表されたので、SONYにしては珍しく発表から発売までにかなり時間がありました。

50mmの単焦点はF2.5のGレンズを気に入って使っていたので、実は発表当時はそこまで購入意欲が湧かず、スルーかなぁと思っていました

しかし、、、

「まぁ見るだけならタダよね」という、どう考えてもビンビンなフラグを立てソニーストアに行ったところ、「これは欲しい、、」となってしまい、購入してしまいました。(そりゃそう)

ではここからは本レンズの素敵ポイントについて。

素敵①めちゃ軽いしめちゃ小さい

こちらのレンズの重量はなんと516g。ほぼほぼ500mlのペットボトルぐらいです。

今年発売の同スペックのSIGMA Artが660gなので、いかにGMが軽いかが分かります。

また、サイズも小さいです。GMレンズで1番コンパクトな24mm F1.4 GMと並べても、そこまで大きさに違いはありません。50mmの方がやや太めという感じ。

左が50mm 右が24mm

ボディに付けると大きすぎず小さすぎず、非常にバランス良し◎

α1 + 50mm F1.4 GM

この大きさで50mm F1.4とは、さすがSONYといったところ。小型軽量化への飽くなき探究心を感じます。非力カメラマンなのでありがたや、、

Point

・やっぱり小ささは利点

・重さもαボディとバランスの良い塩梅

素敵②GMらしいボケ味

やはり「大口径!明るい!GM!」となればボケボケの写真を撮りたくなるものです。

開放で撮るとこんな感じ。

上野東照宮のぼたん苑で撮影した写真です。ピント面はバシッと解像しながら、綺麗なボケ具合です。お次もお花。

お花の名前を確認し損なったのですが、背景の玉ボケがお気に入りです。花以外だと、、

木漏れ日が綺麗だなと思い、地面スレスレから撮影した一枚。F1.4あれば、なんでもボカせるので楽しくなります。

Point

・50MMでF1.4なので、なんでも簡単にボカして撮れる

・2線ボケなどもなく、GMらしい美しいボケが楽しめる

素敵③スナップに最適な焦点距離

スナップ向きの焦点距離として、35mmか50mmかという話がありますが、僕は断然50mm派です。

僕の50mmの画角イメージは「視界よりも若干狭い」という感じですが、これがスナップ撮影にとても良いんですよね。

街中で「あ、あれ撮ろうかな」と思った時、レンズ越しに覗くと被写体以外の背景が整理されていて、非常に使いやすい焦点距離だと思っています。

撮ってきたスナップをいくつか。

遠近感に癖のない50mmらしいスナップで、どれも凄くお気に入りです。

Point

・50mmはスナップに最適な画角

・明るいので、夜のスナップなどでも非常に便利

感想−かなり良いけど欠点もあり

購入から1ヶ月ほど経ちましたが、重さ、サイズ、画角、写りなどなど、色々な角度から総合的に考えると「今までで1番買って良かったレンズ」だと思っています♪

久しぶりに大当たりなレンズ。500g程度なら気軽に持ち出そうかなという気持ちにさせてくれます。

気軽に持ち出せるにも関わらず、写りは良いし、ボケ表現も出来るし、スナップにも使えるし、、、という事で、50mm単焦点を探している方にはとってもオススメです!

ただ、全てがパーフェクトかと聞かれるとそうでもなく、欠点としてやや口径食が強いという点が挙げられます。

画像の赤枠部分を見て頂くと分かりやすいのですが、周辺部は見事にレモン型の玉ボケになっています。

フィルター径が67mmなので、レンズの構造上、周辺部の口径食は大きめにでているようです(正確には口径食の度合いはレンズの前玉の直径によります)

もう少しレンズ径を大きくして、口径食を抑えてくれれば完璧だったなぁ〜と感じています。

終わりに−50mm単焦点の候補が多い

今回SONYの新レンズのレビューを纏めてみました。前述の通り、個人的にはかなり満足していまして、かなりオススメです。

ただ、Eマウントの50mm単焦点は非常に選択肢が豊富ですので、他のレンズと比較検討した上で購入された方が良いと思います。

簡単に雑感を纏めると、、

最新のSIGMA Art(DG DN)はフィルター径が72mmです。作例を見ても、GMレンズよりは口径食がましに見えます。金額も60,000円ほど安いので、「コスパ良く、でも写りも妥協したくない」と言う欲張り様にはうってつけのレンズかと思います。

その他、Sony純正の競合レンズといえば、F1.2GMとF2.5Gレンズが挙げられます。

まずF2.5Gですが、こちらはとにかく軽くてコンパクトです。なんと174gしかありませんので、α7cのキットレンズと同じぐらいのサイズ感です。しかも50mmの方は沈胴式ではないので、キットレンズと比べてもさらにコンパクトに感じます。

本当に軽いので、動画撮影の際にブレにくいと言うのもこのレンズのメリットかと思います。「ちょっとでも小型な方が良い」「F1台は不要」「動画撮影でも使いたい」と言う方には、F2.5が最適な選択肢かなと思います。

最後にF1.2GMですが、こちらはやはりF1.4よりも更に0.5段明るいと言う点、そしてSony GM単焦点の中で最も力を入れて作られていると言う点は魅力です。

実際、色々な海外のレビュー記事やラボサイトを拝見していても、やはりF1.2GMの方がF1.4よりも解像性能が高いかなと言う印象です。

ただ、中央部の改造性能はF1.2とF1.4では大差なく、あくまでも周辺部の違いが大きいかなと思います。

SONY GMの最高峰50mmレンズが欲しい」と言う方は間違いなくF1.2を購入されることをお勧めします。実際、購入して写りに後悔されることはほぼないと思います。

このようにEマウント50mmは非常に選択肢が多いので、よく比較された上で、納得のいく選択ができると良いですね^^

Point

・Sigma Artは非常にコスパ高し!写りもビルドクオリティも良く、満足できそう

・F2.5Gレンズは非常に小型軽量なので、F1までは不要と言う場合は有力な選択肢

・F1.2GMはSony単焦点の頂点。F1.2の世界や最高峰のGMボケを堪能できる

個人的には、大きさ/重さ、価格と性能のバランス的には、やはりF1.4が一番纏まっているかなぁと感じています。

本記事が少しでもレンズ選びのご参考になれば嬉しいです♪

ここまで読んで頂きまして有難うございました!それではまた♪

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